バイアグラは最初に開発されたED治療薬であり、現在、世界中で最も広く利用されているのが、米ファイザー社の「バイアグラ」です。広く利用されているということは、それだけ安全性や有効性に信頼があるということで、それがバイアグラの最大の特徴といえます。
バイアグラは、服用から15分ほどで効果が出始め、その後、4時間ほど効果が持続します。一般には、実際の性行為の1時間くらい前に服用するケースが多いようです。バイアグラの最大のデメリットは、食事の影響を受けやすいことです。食事の前後で服用すると、効果に出にくくなってしまいます。
現在、日本では、25mgと50mgの2タイプの錠剤が販売されています。海外では100mgも発売されていますが、日本国内では認可されていません。
【長所は?】
●世界中で広く利用されており、安全性に信頼がある。
【効果は?】
●服用から15分ほどで効果が出始める。
●4時間ほど効果が持続する。
【欠点は?】
●食事をすると効果が出にくくなる。
●効果持続時間があまり長くない。
【日本で認められている用量は?】
●25mg
●50mg
女性の多くは、男性のセックスは精神面を左右するデリケートなものだということがわかっていません。だから、あなたがたまたまうまくいかなかったときに、心無い言葉を思わず口にしたのでしょう。
しかし、ではパートナーの女性だけがカウンセリングを受ければいいのかというと、そうではありません。奥さんが心無い言葉を口にした背景には、2人のコミュニケーションがあまりうまくいっていないという事実があるのではないでしょうか。女性に常日頃イライラや不満があり、それがたまたま、勃起がうまくいかなかったときにあふれ出してしまうということは、よくあるのです。
とはいっても、夫婦2人だけで性について話すのはなかなか大変です。なにか面映ゆくて、あるいは気を遣いすぎて口にできなかったり、いざ話すと感情的になってしまったりしがちです。しかし、医師やカウンセラーなどの第三者がいれば、そうした専門家の力を借りて話すことができます。
あなたにとってはつらいことがあるかもしれませんが、これを“夫婦関係を立て直すいい機会”とプラス思考でとらえて、ぜひ2人でいっしょにカウンセリングを受けてみてください。
基本的には、泌尿器科に行って、「バイアグラはありますか」といえばいいのです。「勃起が弱い」とか「性生活について相談したい」などという方法もあります。性や勃起、バイアグラなどという言葉自体を口にできない人はED問診表などを入手して、「こんな状況なんですが」と持参したらいかがでしょうか。一度こちらの悩みが医師に伝わったら、あとはできるだけ正直に自分の状況を話して治療してもらいましょう。
EDは自分だけだと思っているから、恥ずかしかったり、みっともないという気持ちが先だったりするのです。しかしEDは、中等度以上の人だけで日本に980万人もいます。軽い人を含めれば1000万人を超えるはずです。自分は1000万分の1だと思えば、少しは気持ちが楽になるはずです。
朝立ちがあり、マスターベーションでは勃起から射精まで行くのに、女性相手にできないというのは、心因性のEDです。
心因性のEDは、体には何の異常もないのに、必要なときに勃起できないものです。別名、機能性EDともいいます。ストレスやパートナーの女性とのかかわり、さまざまな不安などが心理的なブレーキとなって、勃起がうまく起こりません。
このタイプのEDは、従来はカウンセリングや行動療法、催眠療法などで、ブレーキとなっている心理的な要因を取り除くことが治療の中心でした。しかし、身体的に問題がないのに自信を失っている例が多く、このような症例にはバイアグラがとてもよく効くので、最近では薬物療法が中心になっています。バイアグラを使って自信をとりもどすと、以後はたいていの人が薬なしでも勃起できるようになります。
しかし、薬物に頼るのはいやだという人もいます。このようなケースでは、カップルのコミュニケーションを重視し、性交に頼らずにオルガズムを習得できるテクニックを指導するなどの方法がとられます。
EDの定義は、満足に性交ができるだけの十分な勃起がないこと、および勃起が維持できないことですから、あなたの場合もEDです。途中でしぼむということは、勃起を維持できないということなのです。
しかし、名づければもちろんEDですが、こうしたことが一時的に起こったり、たまに起こったりするだけなら、治療を受ける必要はなりません。あるいは、年配のカップルがともに、「私たちのセックスにはもう勃起は必要ない」と思っていて、たがいにそれを理解し合っているのなら、べつに問題はありません。
EDのように、放置しても命に別状はなく、人に感染させるわけでもなく、当人たちも何も困っていないという症状の場合には、いくら病気といっても、治療が必要とは限らないのです。
しかし、勃起してもすぐにしぼんでしまう症状がつづき、本人が自信やプライドをなくし、パートナーの女性も不満足な状態にあるのであれば、やはりできるだけ早く医師のもとへ相談に行って、治療を始めるべきでしょう。
ED患者の1割から2割くらいには、バイアグラなどのED治療薬が効かないか、効き目が弱いというデータがあります。また、糖尿病の方の4割は、ED治療薬を飲んでも効き目が少ないといわれています。
これは、もともとNOの量に関係しています。バイアグラなどのED治療薬は、NOを増やすと同時にNOの働きを活性化させる薬ですが、もともとのNOの量が非常に少ない場合は、ED治療薬を飲んでも十分な働きが得られないわけです。この場合、シアリスをはじめとするED治療薬を定期的に服用して、NOの量を除々に高めていくか、男性ホルモンを増やす療法などが考えられます。
なお亜硝酸薬(ニトログリセリン)などの心臓病の薬を服用している人は、ED治療薬を服用することはできません。血管が拡張しすぎて、血圧が低下してしまうからです。
バイアグラには心肺機能を高める効果があり、「心臓に悪い」ということはまったくありません。ED治療薬を飲むと、体全体が元気になります。
バイアグラが心臓に悪いというのは、完全な誤解です。この誤解はおそらく、バイアグラを飲むと血管が拡張するために、心拍数が増えたり、動悸がしたりする場合があることから生じたものだと思われます。もちろん、この現象は心臓になんら負担をかけるものではありません。むしろ、心肺機能を高めることから、逆に「心臓にいい」といえます。
事実、2008年の北京オリンピックでは、選手がバイアグラを服用することはドーピングの対象になるかどうかが実際に検討されました。これは、バイアグラを服用することによって心肺機能が向上し、運動のパフォーマンスが服用以前よりあがってしまうためです。この点からも、バイアグラに体全体を健康で元気にする効果があることがわかるでしょう。血管を健康にするということは、すなわち身体機能全般を活性化させるということなのです。
★ED治療薬は心肺機能を高める
ED治療薬を服用する
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血管が拡張する
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全身の血行がよくなる
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心肺機能が高まる
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体全体が活性化する!
※2008年6月28日のスポーツニッポンより
★バイアグラは禁止すべき?WADAが検討
性的不能治療薬「バイアグラ」にスポーツでの競技力を向上させる効果はあるか―。北京五輪を目前に控え、こんな議論が起こっている。AP通信によると、世界反ドーピング機関(WADA)も禁止薬物リストに加えるかどうかの検討に入ったという。
バイアグラには血管を拡張する効果があり、理論上はこれにより血液の酸素運搬が促進される可能性がある。米ニューヨーク大医学部のマカルー博士は「より多くの酸素が筋肉に届けば、より多くのエネルギーが生まれる」と指摘。初期的な研究結果では、バイアグラを服用した自転車選手の競技力が約40%も向上した例があるという。
ただ治療薬を健康な人が使った場合、正常な血管がさらに拡張するかなどの疑問もある。英クラスゴー大のマグラス教授は「あくまで問題を修復するのがバイアグラの働きだ」とくぎを刺す。
専門家の間でも意見は分かれるところだが、将来的に禁止薬物に指定された場合も、選手には「治療目的の特例」として使用が認められるケースもある。ただ事前の申請が必要となり「それはあまりにばつが悪いだろう」と気遣う関係者もいる。(共同)
バイアグラを継続的に服用すると、血管はより健康的な状態になります。飲みすぎて効果が薄れることはありません。
薬は一般に、飲めば飲むほど体に耐性ができて、効かなくなってくると考えられています。確かにそういったケースもありますが、バイアグラは、むしろ「飲めば飲むほどEDが改善される」といえます。
バイアグラとは、血管の動きを健康にする薬であり、勃起を含めた血管の作用を正常な状態に保つ薬です。風邪薬のように、熱を下げたり咳を止めたりするのではなく、いわば「足りない部分を補う」薬であり、継続的に服用することによって「足りない部分」が少なくなり、血管はより健康になるわけです。
なお、バイアグラには副作用はほとんどありませんが、一時的な現象として、ほてりや軽い頭痛、また極めてまれに軽い視覚異常が起こることが報告されています。これらはすべて、血管が拡張することから生じる現象です。また、長期的に服用すると筋肉痛が起こる場合があるといわれています。
★バイアグラの働き
NOの量を増やし、サイクリックGMPの働きを正常化する
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継続的に服用すれば、血管の働きがより健康になる
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飲めば飲むほどEDが改善される!
★バイアグラの副作用
・ほてり
・軽い頭痛
・軽い視覚異常
・筋肉痛(長期服用の場合)
※実際に副作用が起こるケースは非常に少ない。
バイアグラ、レビトラ、シアリスいずれのED治療薬も、服用してからおおむね30分程度で効果があらわれます。ただし、効果持続時間には大きな差があります。
3種のED治療薬はどれも、服用して十数分程度で効果があらわれると謳っています。しかし、薬が効くまでの時間には個人差がありますから、おおむね「飲んでから30分程度で効果が出る」と考えておけば間違いはありません。
しかし、性行為に至るどの場面で薬を飲めばいいのかというのは、悩ましい問題です。バイアグラは食事の前後で服用すると効果が薄れるので、食事と性行為を切り離して考えなければなりません。また、バイアグラとレビトラの効果持続時間は4時間ほどなので、早く飲むすぎると、肝心の性行為の最中に効果が切れてしまうことになります。一方、シアリスの場合、効果持続時間は36時間なので、朝や昼、場合によっては前日の夜に服用しても効果があります。早めに飲んでも大丈夫なので、「ベッドインまであと何時間」といったことを一切考えなくてすむのがシアリスの利点といえるでしょう。